死を前にした人にあなたは何ができますか?
小澤竹俊先生の在宅緩和ケアの講演会に参加してきました。
先生が講義される
「エンドオブ ライフ・ケア 援助者養成基礎講座」昨年参加させて頂き
今回は復習です。
『 目の前で苦しんでいる人の支えになりたい
自分に何ができるのか
「私」が 「相手」の苦しみを
100%理解することはできない
しかし
「相手」に「私」が 理解してくれる人
と思ってもらうことは可能かも知れない
苦しんでいる人は自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しい
苦しみの中でも希望を委ねられたとき
人は穏やかになれる
そして
誰かの役に立ちたいと思う人にこそ
支えが必要なのです』
小澤先生は「寄り添う」という言葉は
敢えて使わず
具体的な方法を
誰にでもわかる言葉
誰もが知っている歌謡曲を引用して
わかりやすくお話しされます。
クスッと、静かな笑いが起こる
お茶目な先生です。
訪問理美容師は
将来の希望を失い
孤独に苦しむ方達に出会うことがあります。
「もう生きていても仕方ない」
「家族に面倒をかけたくない」
「早くお迎えがきてくれたらいいのに…」
生きる希望を失って
悲しみの中にいる人に
どんな言葉をかければいいのか…。
日々葛藤しながらも
僅かでも
支えになりたい
そんなふうに思います。
この本はいくつかの質問に対して
書き込みながら
自分と向き合う形式になっています。
自分の人生を見つめ直したり
発見があって面白いですよ。
0コメント